入れ子構造の作品をリメイクするという、もう一回り入れ子構造になっているようだが・・・
つまんなそう
駄作確定やん
5月17日に開幕を迎えるカンヌ国際映画祭は、映画業界のなかでも率先してウクライナのサポートを表明していたが、思わぬところで波紋を呼ぶことになった。オープニング作品として発表されたミシェル・アザナビシウス監督によるフランス映画、「Z(Comme Z)」の題名に関して、ウクライナの映画協会がクレームを入れたからだ。理由はZという文字が、ロシア支持を彷彿させるためだという。
本作は上田慎一郎監督作「カメラを止めるな!」をリメイクしたゾンビ・コメディなので、もちろん制作側にそんな意図は微塵もないのだが、協会側は「制作者の意図に関係なく、ロシアのローカル・メディアではすでに(この題名を)プロパガンダとして利用している」とのことで、題名の変更をすることでアンチ・ロシアの意図を表明してほしいと、映画祭とアザナビシウス監督に求めた。
もともとインターナショナル向けの英題は「Final Cut」であり、急遽リモート開催になったために出品を取りやめた1月のサンダンス映画祭でも、この題名になっていた。だがアザナビシウス監督は、「フランス国内の題名を変えたのは、これはゾンビ・コメディであり、フランスではB級映画のことをセリーZ(Zシリーズ)と呼ぶことからインスパイアされたもの。ウクライナの人々に苦痛を与えることになってしまったのはとても悲しい」と説明。またカンヌと同日にフランスで劇場公開されるため、宣伝的に今から題名を変えるのは無理、と当初語っていたにもかかわらず、結局「Coupez!」(カット)という題名に変更することにしたと発表した。
もっとも、ウクライナ映画協会は、今回コンペティションに入選したロシア人監督キリル・セレブレンニコフの新作「Tchaikovski’s Wife」にもクレームをつけている。ロシア政府から不当な理由で軟禁を被っていた彼は本来、反政府側の象徴のようなアーティストであったが、最近軟禁を撤回されて国外への移動が可能になり、パリに滞在している。こうした混乱した状況のもと、ロシアン・マネーで製作された本作をカンヌに招聘するのは不適切ではないか、というのがウクライナ側の訴えのようだ。現状、こちらの訴えについては、映画祭事務局は沈黙を通している。
ファルハディは新作「英雄の証明」が盗作だとして、彼が教えていた元女生徒から訴えられ、現在イランで裁判が行われている最中。彼は訴えについて否定しているものの、彼女が作ったドキュメンタリーは、現在ソーシャルネットワークを通じて公開されている。これを観ると、刑務所から出てきた男が金を拾ったものの、持ち主に返すという骨格はそのまま。もちろんファルハディの作品はフィクションであるし、詳細は異なるが、少なくとも係争中の監督を審査員に招くというのは、デリカシーに欠ける気がする。あるいはこれも映画祭側の意思表示と考えるべきなのか。
また、映画祭側が予告していた各部門の追加作品が発表になった。それによると、コンペティションにはアルベール・セラ(「ルイ14世の死」)とレオノール・セライユ(「若い女」)の新作、フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン(「ビューティフル・ボーイ」)とシャルロット・ヴァンデルミールシュの共作の3本が追加に。またそれ以外のオフィシャル・セクションでは、ルイ・ガレル監督作、エマニュエル・ムレ新作など、計15本が追加された。
果たして、今年のカンヌはどんな様相を呈するだろうか。
2018年、監督もキャストは無名にもかかわらず、熱狂的な口コミで観客動員数220万人・興行収入31億円を突破し、社会現象を巻き起こした「カメラを止めるな!」を、第84回アカデミー賞5部門受賞作「アーティスト」のミシェル・アザナビシウス監督がリメイク。「キャメラを止めるな!」の邦題で、7月15日公開される。このほど、予告編、ポスター、場面写真がお披露目された。また、本作は、5月17日から開催される第75回カンヌ映画祭オープニング作品としてプレミア上映される。
主人公の映画監督役には、フランス屈指の人気俳優ロマン・デュリス(「真夜中のピアニスト」「タイピスト!」)、その妻役にベレニス・ベジョ(「アーティスト」「ある過去の行方」)。オスカー監督とフランス映画界を代表する名優がタッグを組み、さらに現代の映画音楽界を代表するアレクサンドル・デスプラが音楽を担当。B級感が愛された「カメ止め」オリジナルをリスペクトしながら、フランス的な洗練された笑いと最先端のアートをきかせた感動エンタテインメントに進化した。
「山奥の廃墟でゾンビ映画の撮影が進められていたが、俳優たちの下手な演技にキレた監督が、本物のゾンビを召喚してクルーを襲わせ、超リアルな映像をモノにする!」という日本で大ヒットした映画のリメイクを30分間生放送、カメラ1台でワンカット撮影するよう依頼されたのは、フランスの監督。現場には、監督志望だが純粋すぎて空気の読めない彼の娘と、熱くなると現実とフィクションの区別がつかない妻も加わり大混乱。問題ばかりの製作チームは、全く話のかみ合わない日本人プロデューサーとのバトルを乗り越え、ラストシーンまで完走できるのか--。
リメイクしたという事実が大切
日本の映画人と映画ファンはこの快挙を
祝い、こぞって映画館に行くべきだ
リメイクしてもらったんだと思うわ
こっちの方が
めちゃくちゃオモロそうwwwwwww
なんとなくTBSだけはぶっ込みゴリ押ししそうだが
まあ見るか
でも余りまくってるポイントで観るのは有りか
どれだけ演出家や裏方のスタッフたちが涙ぐましい努力をしているかを表現したもんじゃないの
ラストの人間ピラミッドなんて、作品つくりの協働作業の象徴みたいなもんだし。
モノつくり讃歌だよね
カメ止めバース?
メタを更にメタるのか
ある意味リメイクでなく新作か
上田慎一郎監督による映画『カメラを止めるな!』(2018)を、アカデミー賞受賞監督ミシェル・アザナヴィシウスがリメイクしたフランス映画『キャメラを止めるな!』の日本語吹き替え版が制作されることが決定。吹き替えキャストを、多田野曜平、三石琴乃、浪川大輔、戸松遥、武内駿輔、田中美海ら豪華声優陣が務める。
上田監督の劇場長編デビュー作として、2018年に東京都内2館公開から始まった『カメラを止めるな!』。その斬新で衝撃的な内容が映画ファンから高い評価を得て、公開劇場が続々拡大し、その人気は社会現象に。最終的には、公開館数350館以上、動員数220万人超え、興行収入は31億円を突破する異例の大ヒットを遂げた。
フランス版のリメイク作で監督を務めるのは、監督・脚本・編集を手掛けた白黒のサイレント作品『アーティスト』で2012年の第84回アカデミー賞作品賞、監督賞をはじめとする5部門を獲得したミシェル・アザナヴィシウス。主人公の映画監督役を『真夜中のピアニスト』のロマン・デュリス、彼の妻役を『アーティスト』のベレニス・ベジョが務める。さらにオリジナル版に続き、プロデューサー役で竹原芳子も出演。5月に開催された第75回カンヌ国際映画祭でオープニング上映された際には、場内に爆笑が沸き起こり大きな話題を呼んだ。
今回、『キャメラを止めるな!』の日本公開にあたり、オリジナル版を生み出した上田慎一郎監督の監修による日本語吹き替え版の制作が決定。吹き替えキャストには、豪華声優陣が集結した。主人公の監督レミー役は多田野曜平。クリント・イーストウッドや『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』のペニー・ワイズなど、洋画の吹き替えを多数つとめてきた大ベテランの多田野が、プロデューサーや俳優たちに振り回される役どころをコミカルに演じる。
レミーの妻ナディア役は三石琴乃。『セーラームーン』シリーズの月野うさぎ、『エヴァンゲリオン』シリーズの葛城ミサト、『ゾンビランドサガ』の山田たえなど数々の代表作を持つ三石が、元女優のメイク担当を演じる。
そのほか、意識高い系のゾンビ役俳優ラファエル役を、『ハイキュー』の及川徹や『ルパン三世』シリーズの石川五ェ門、『HUNTER×HUNTER』のヒソカ=モロウなどで知られる浪川大輔。主演女優アヴァ役を、『ソードアート・オンライン』のアスナや『妖怪ウォッチ』の天野ケータなどを担当する戸松遥。主人公の監督を振り回すフランス人プロデューサー役を、『アナと雪の女王』のオラフや『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』のククルス・ドアンなどで知られる武内駿輔。女性スタッフ・イリス役を、『ゾンビランドサガ』の星川リリィや『賭ケグルイ』の早乙女芽亜里を演じた田中美海が担当する。
映画『キャメラを止めるな!』は、7月15日より全国公開。
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